左利きの万年筆レビュー:セーラー創業110周年記念 くろがね(調整済み)

(支払いが)やばいと思ったが抑えきれなかった

 

それではレビューです。

 

 

 

 

何を血迷ったか買ってしまった1本。

sailor.co.jp

セーラーだと3本目

 

外観

くろがね-比較

左がプロフィット21、右がくろがねです。クリップがなく、円柱のような形をしていています。製品情報で本体重量が76.2gと書かれているようにかなり重いです。ポケットに入れていると「あ、入っているな」とわかるレベルで重いです。

 

くろがね-キャップ

キャップはモンブランのスターウォーカーのようになっています。金色があまり主張のない金色になっています。

くろがね-ニブ

ニブはこんな感じです。彫刻がなく、シンプルですっきりとしたデザインです。

字幅比較

左がパイロットのキャップレスデシモ(F)、右がくろがね(M)です。ペンドクターに削ってもらっているため、少し太くなっています。21金と柔らかめなので、線に強弱がつきます。

 

書き味

購入当時はかなり使いづらいペンでしたが、ペンドクターに持って行って調整してもらったところ、かなり書き味がよくなっています。まだ書き慣れていないために引っかかりを感じますが、使っていけば柔らかくヌルヌルとした書き味になると思います。

 

まとめ

セーラーの110周年記念ということでかなり豪華に作られており、所有欲は高め。ペンがかなり重いため、普段使いにはあまりむきませんが、何か重要な時にサインする、とりとめのないことを書く時に使う感じの一本になりそうです。普段使いにするならプロフィット21、特別の記念でほしい!なら買ってもいいと思います。

あと左利きの人で購入する場合は、必ず試筆をして自分の書き方でインクが出るか見てもらった方がいいです。私は買って半年間使い物にならないレベルでインクの出が悪くて、ペンケースの重しになっていました。買った後に気づいてもペンの調整してもらえば使い物にはなります。