左利きの万年筆レビュー:セーラー「プロフィット21 レフティ」(調整済み)

左利きの万年筆と言えばこの一本。できるだけ使ってからレビューする方針でやってましたが、諸事情あってほぼ新品状態でレビューします。あまりにも使い物にならなかったので、ペンドクターで調整してもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

公式HP:

sailor.co.jp

 

そういえば普通(?)の万年筆ばっかりで、左利き向けの万年筆買ってないな~と思ってお出迎え。この使用歴はちょこちょこっと使ったのが3ヶ月ほど。

 

外観

プロフィット-外観

すでにプロフィット21を持っていたので、レフティモデルと区別するためにマロンです。

外観-2

外観はプロフィットと同じです。左側面には字幅、右にはレフティモデルなので、Leftと掘られています。

 

 

字幅

字幅-1

左:デシモ(F)  右:セーラープロフィット21-レフティ(MF)

パイロットのデシモ(F)(使用歴1年)に比べるとまだ使いなれていないためか細めです。

 

書き味

調整前は本当に左利きモデルか?と思うレベルで書き味がひどかったですが、調整を入れてもらって実用には耐える程度になっています(※左利きの持ち方によって調整が変わるため仕方ないらしいです)。とはいえ字幅が中細&あまり使っていないため、ガリガリと書いている感じはします。インクを入れているペンでの比較だと、スターウォーカー(F)>M400(F)>プロフィット21レフティ(MF)>キュリダス(F)の順になめらかです。

セーラー&他社の中字ではあまりなく、国産の細字・海外極細ペンでは同じような書き味だったので、おそらく字幅が原因でしょう。滑らかな書き味を求めるなら中字以上を買った方がいいと思います。

 

 

まとめ

左利きモデルですが、筆の持ち方によって削る形が合わないと非常に書きづらいです。21金でほしいとなればセーラーだけですが、21金にこだわらない+未調整でも快適に書きたいなら、パイロットのデシモ、プラチナのセンチュリーの方がいいでしょう。